地域研究の成果発表 文化財保護協会諏訪支部

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会員が研究の成果を報告した県文化財保護協会諏訪支部の発表会

県文化財保護協会諏訪支部は27日、研究発表会を諏訪市の諏訪教育会館で開いた。会員の河西敏夫さん(66)=同市中洲=、外山正嗣さん(73)=同市湖南=の2人がそれぞれ取り組んだ研究の成果を報告した。

河西さんは、出身地の茅野市上原区の歩みをまとめて昨年11月に発刊した上原区誌の編纂委員会編集長で、発表のテーマは「上原区誌編纂に関わって」。外山さんは古事記学会会員でもあり、「諏訪のカミ様│諏訪の『国譲り』-」をテーマに発表した。

河西さんは上原区誌の編纂経緯や内容を説明。目玉として、江戸時代の上原郷の絵図の実物が諏訪市博物館から編纂の過程で見つかったとし、「大発見と思っている」。絵図には村の家々1軒1軒に家主の姓名が書かれてあり、「江戸時代にも名字はあった。名字はかなり昔、江戸時代の前からあったものを引き継いでいることが分かった」と話した。

区誌は読みやすいように写真を多用し、無人機(ドローン)を駆使して小路などを撮影したことも紹介。「若い人にも分かりやすくすることで、地域のことが皆さんに広がっていけば」と期待した。

年3回開いている研究発表会。会員、一般合わせて約20人が2人の発表に熱心に耳を傾けた。

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