御神渡り観察 諏訪湖の氷生まれては消え

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湖面から「一夜氷」を取り出す氏子総代ら

今季の諏訪湖の氷は生まれては消えてを繰り返す。諏訪市小和田の八剱神社は29日朝、今月6日から続ける諏訪湖の御神渡り観察を行った。定点観測場所の舟渡川河口左岸(同市豊田)の同日午前6時30分の気温は氷点下6・1度、水温は2・1度を計測。沖合約100㍍まで「一夜氷」がまばらに漂っているのが確認された。

今年の観察では、日没後に張った「一夜氷」が日中の気温上昇によって全て解けてしまうケースが多く見られる。宮坂清宮司は「諏訪湖が全面結氷するのは大変なことだったのだと改めて実感した」とし、「残された時間はわずかだが、氷が張っていく神秘的な光景を期待したい」と前向きな姿勢を見せた。

観測の際、氷斧を振るった観察総代の茅野幸則さんは「本来は(氷を)正三角形に切り出すのが鉄則だが、氷が薄すぎるために、きれいに切れず割れてしまう」とこぼし、氷の厚く張った湖面の出現を期待した。

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