「勝負の年」威勢良く 諏訪市公設市場初競り

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青果の初競りでは競り人の威勢の良い掛け声が響いた

青果の初競りでは競り人の威勢の良い掛け声が響いた

諏訪市湖南の市公設地方卸売市場で5日、今年の初市があり、青果や水産物の取引が始まった。身が引き締まるような寒さの中、青果棟では恒例の初競りがあり、競り人の威勢の良い掛け声が飛んだ。

初競りでは、イチゴやトマト、キャベツなどの品目に小売業者の声が飛び交い、指で金額を示して次々と競り落とした。青果の担当者によると、昨年は9月の長雨や日照不足を受け、11月ごろの値段は「近年にない高値」にまで上昇した。12月中旬になって落ち着きを見せ始め、「年末商戦が終わり、しばらくは安定した価格で推移するのではないか」と見通した。

初競り前には水産物棟、青果棟それぞれで初市の式があり、市場関係者計約100人が参加。水産は丸水長野県水諏訪水産グループと三印が合同で行い、代表して丸水の青木保典諏訪水産グループ長は「今年は勝負の年。皆さんの力を借りて元気ある市場づくりをしたい」と述べた。

青果棟での式で長野県連合青果諏訪支社の守屋龍二支社長は「従来の流通にとらわれない新しい市場の運営を模索し、生き残りを図りたい」と語った。

市場は売上高の減少や施設の老朽化などの課題を抱えており、開設者の市は、あり方について市場審議会に諮問している。金子ゆかり市長は交通網の発達などを念頭に、「流通の世界は変化しているが、圏域の人がおいしく食べ、元気になるという目標は定まっている。みんなで力を合わせたい」と述べた。

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