来月伊那で「未来ラボ」 佐野さんプレゼン

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自身が企画した「未来ラボ」をPRする佐野天咲さん

上伊那地域の産学官連携でキャリア教育を推進する「郷土愛プロジェクト」は、地域住民が主体となって企画し、多世代で共に学び合う場「未来ラボIN伊那谷」を2月8日午後4時30分から、伊那市のいなっせホワイエで開く。今回は学生が自分の夢や志を熱く語る「東海学生AWARD(アワード)」で伊那を拠点とする地域活性化プロジェクトを発表し、最優秀賞を受賞した慶応大学1年の佐野天咲さん(19)=同市西春近出身=らが企画運営。受賞プレゼンを地元で披露し、さまざまな人の意見を聞きながら実践へとつなげていく。

「未来ラボ」は多彩な人との交流を通じて未来を研究し、つくり出す場を提供しようと「郷土愛プロジェクト」が2020年度に始めた取り組み。地域住民が思いや実践に基づいて仲間を広げ、刺激を受け合う関係性をつくり出す狙いがあり、その企画者を地域に求めている。7回目となる今回は昨年11月に名古屋市で開いた同アワードで最優秀賞を受賞した佐野さんに企画を依頼。自身が発案したプロジェクトの実現に向けた思いを聞き、若い世代が共に学び合う機会を提供する。

佐野さんは中学生時代に伊那市キャリアフェスの実行委員を経験。伊那北高校に進学後は、高校生と街がつながる場として伊那市の通り町商店街に設けられた多目的な自習室「いなまちたしゅう室」の運営にも携わった。「地域の中で活動することで、自分はいろんな選択肢をもらった」と振り返る佐野さん。自身の取り組みを通じて「地方でも自由に選択し、価値観を得られる機会をつくっていきたい」と思い立ち、その志を盛り込んだプレゼンが同アワードで高い評価を受けた。

プレゼンの題名は「ケレケレハウス」。市内に中高生が集える場所をつくるプロジェクトをアピールしたもので、フィジー語で「共有」を意味する「ケレケレ」を施設名とした。開設に向け、既に市内で物件を探している段階という。未来ラボではプレゼンを披露後、参加者が「拠点に何を求めるか」「自分ならどう関わることができるか」などをテーマに意見交換。仲間も募っていく。

対象は学生や社会人で定員は50人ほど。参加無料。専用フォームを通じて2月5日まで申し込み(先着順)を受け付ける。問い合わせは郷土愛プロジェクト事務局の上伊那広域連合(電話0265・98・7227)へ。

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