来年6月の公演に向け 公募の合唱団始動

LINEで送る
Pocket

初日の練習に臨む合唱団のメンバーら

来年6月に伊那市の県伊那文化会館で開かれる第3回クラシック音楽の祭典(同実行委員会など主催)に向け、一般公募で集まった祭典合唱団が1月28日夜に発足し、活動を始めた。前身の「手づくりの演奏会」を含め、長年にわたり親しまれてきた演奏会だが公演は今回が最後となる。団員は南信地方を中心とした高校生から80代までの110人。実行委事務局は「この演奏会で有終の美を飾りたい」としており、1年半後の本番を見据えて練習を重ねていく。

県伊那文化会館の落成を記念して地元アマチュアによる演奏会が開かれたのをきっかけに、みんなで演奏会を開こうという機運が高まり、1990年に始まった「手づくりの音楽会」。2016年の第12回演奏会を最後にいったん幕を閉じた。18年からは新たな企画として「クラシック音楽の祭典」を始めたが、団員の高齢化や活動を取り巻く環境の変化を受け、今公演を最後とする方針を決めた。

3回目となる祭典ではヘンデル作曲の「メサイア」を披露。オーケストラがフルパートで演奏できる「モーツアルト編曲」を選び、本来ドイツ語の合唱を英語で歌う。

合唱団のメンバーはソプラノ38人、アルト34人、テナー19人、バス19人。このほか長野にゆかりのある声楽家ら4人をソリストに招き、管弦楽を伊那フィルハーモニー交響楽団が担当する。

初回の練習では曲の選定経過や英語で歌う場合のポイントなどを説明。アクセントや母音の発音に注意しながらハーモニーを響かせた。稲垣稔実行委員長(78)は「いつもはラテン語やイタリア語の曲。今回は英語なので、何とか自分たちの力でも歌えるのでは」と期待。練習開始に当たり「これが最後の演奏会。毎日毎日の練習を大切にして本番を迎えたい」と気を引き締めていた。

練習は伊那市のいなっせを会場に月2回のペースで実施する計画。管弦楽の練習は12月にスタートする。

おすすめ情報

PAGE TOP