御神渡り出現に期待 諏訪湖の監視始まる

LINEで送る
Pocket

舟渡川河口部から諏訪湖の状況を確かめる八剱神社関係者=5日午前6時40分、諏訪市豊田

舟渡川河口部から諏訪湖の状況を確かめる八剱神社関係者=5日午前6時40分、諏訪市豊田

諏訪湖の氷上に現れる御神渡り(御渡り)の判定と神事をつかさどる諏訪市小和田の八剱神社は、「小寒」の5日から湖の監視を始めた。年明け後も冷え込みが弱く、湖面が凍結する気配はいまのところないが、宮坂清宮司は「きょう(5日)が寒の入り。本格的な寒さが到来することを願いながら、節分まで観察を続けたい」と語り、4季ぶりの出現に期待を込めた。

宮司や宮坂英木大総代、監視役を担う渋崎地区の総代ら8人が同市豊田の舟渡川河口部に集まり、午前6時半ごろから沖合の状況を確かめたり水温を測ったりした。

まずは氷点下10度前後の冷え込みが数日間続いて全面結氷することが必要だが、「水温は4度以上ある。2度を切らないと凍ってはこない」と宮坂宮司。監視役総代の岩本敏雄さん(60)、藤森薫さん(61)は「来週に予想されている寒波に期待したい。水温を下げるような雪が降ってもいい」と話した。

5日の諏訪の最低気温はほぼ平年並みの氷点下4・9度だった。長野地方気象台によると、3連休明けから冬型の気圧配置が強まり、本格的な冬の寒さが到来する見通しだという。

御神渡りは、湖面に張り詰めた氷がひび割れ、昼夜の寒暖差でその跡が高くせり上がって出現する。記録的暖冬だった昨季は1月下旬にいったん全面結氷したものの、その後解氷し、御神渡りが出来ない「明けの海」となった。

おすすめ情報

PAGE TOP