県総人口22年連続減 原村29人増

LINEで送る
Pocket

県は1月31日、毎月人口異動調査に基づく今年1月1日現在の県の総人口は前年比1万5476人減の200万991人で、22年連続の減となったと発表した。23年中の自然増減も1万7239人減(出生1万1339人、死亡2万8578人)で2004年から20年連続の減となり、県統計室の確認可能な1953(昭和28)年以降で過去最大の減少。23年中の社会増減は1763人増加(転入4万2030人、転出3万9742人、その他525人減)で、前年に続き2年連続の増加となった。このうち日本人が1642減、外国人が3405人増。

県統計室では、コロナ禍による入国制限がなくなったことと、人手不足により外国人労働者の需要が高くなっていることが背景にあるとみている。市町村別で23年中に最も人口が増えたのは北安曇郡白馬村で374人増。最も減少したのは長野市で3212人減。県全体では2町5村で人口増、19市21町30村で人口減となった。

諏訪地域では原村の人口が29人増加した。この他の5市町は減少したが、社会増減では原村が89人増となったのをはじめ、茅野市39人増、富士見町113人増となり、岳麓3市町村で増加した。社会増減では諏訪市が63人減、岡谷市が118人減、下諏訪町が34人減だった。

原村は89人の社会増、60人の自然減だった。人口は2018年はピークの47人増、19年は32人増、20年は増減ゼロ、21年は6人増、22年は22人増と徐々に戻っている。村や村内不動産会社によると、コロナ禍で増加した移住需要や相談件数は横ばいという。社会増89人のうち約35%を外国人が占めていて、農家や建設会社などで受け入れる外国人技能実習生が影響しているとみられる。

村は大東建託が昨年12月に発表した「街の幸福度」ランキングで初めて全国1位に輝いた。牛山貴広村長は「ランキングもあり、前年から増えていてうれしい」としつつ、出生数は40人で減少傾向にあり「村で生まれる子どもを増やさないといけない」と話していた。

県の総人口は2001年の222万208人をピークに減少を続けている。県統計室によると、毎年1月は転入出は少ないものの死亡者が多い月で、昨年は1カ月で2229人減、コロナ禍前の2019年も同1614人減となっており、このままのペースで推移すると2月の調査で総人口が200万人を下回る可能性が濃厚。県の総人口が100万人台を記録すれば、198万9324人だった1973(昭和48)年以来、約50年ぶり。

おすすめ情報

PAGE TOP