ディスコ 茅野市北山湯川に新工場建設へ

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ディスコが長野第二工場を建設すると明らかにした茅野市湯川。道路は湯川バイパス

半導体製造装置メーカーのディスコ(本社・東京)は2日、茅野市北山湯川の湯川バイパス沿いに「長野第二工場」を建設すると明らかにした。湯川区(両角英彦区長)関係者とともに市役所を訪れ、工場立地に向けた協力を市側に求めた。同社施設管理部によると、新工場は複層階の建物で延べ床面積は約29万8000平方メートル。同市豊平の長野事業所茅野工場の約2倍、国内の生産拠点では最大規模となる。

同社は生成AI(人工知能)の発展などに伴い、今後も拡大が見込まれる半導体需要に対応するため、茅野工場から自動車で10~15分圏内に新工場を建設する。ディスコの相川文治長野事業所長によると、第二工場の稼働に伴い、1500~2000人規模の採用を検討しているという。後藤篤志施設管理部長によると、今後は85人の地権者との間で個別に用地買収の交渉を進めていく。新工場の着工や稼働時期は未定。

同社は現在、市内と広島県呉市に計3カ所の生産拠点を置く。第二工場を湯川区内に整備することで生産体制の2拠点化を推進する。大規模災害の際、一方の拠点が被災しても、もう一方の拠点で生産を続け、事業継続体制を強化する。

今井市長(右)に要望書を提出する湯川区とディスコの関係者(右から両角区長、柳澤委員長、後藤部長、相川所長)

同社は2022年4月から水面下で湯川区と協議を始めた。同区はディスコ誘致検討委員会(柳澤源太郎委員長)を設けて協議を重ね、今年1月21日に開いた臨時総会で区として同工場の誘致を目指すことを決めた。

2日は両角区長、柳澤委員長、相川所長、後藤部長ら関係者が今井敦市長に工場立地の推進に必要な協力を求める要望書を手渡した。柳澤委員長は「湯川バイパスは地域の安全安心の担保と活性化の両方があってこそ生きる。工場立地に向けて市側の協力をお願いしたい」とあいさつした。

同社広報室によると、長野事業所茅野工場の敷地面積は7万415平方メートル、延べ床面積は15万2151平方メートル。呉市内の桑畑工場の延べ床面積は26万2458平方メートル、呉工場は3万4150平方メートル。

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