日本茶「駒結」雪中熟成 中ア千畳敷で貯蔵

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中ア千畳敷の雪の中に「駒結」を貯蔵するこまがねテラス関係者

標高2612メートルの中央アルプス千畳敷で2日、雪中熟成茶「駒結」の貯蔵作業が行われた。登山客や観光客を呼び込み、中心市街地の活性化を図る駒ケ根市のプロジェクト「こまがねテラス」の一環で開発した日本茶で、販売7年目。プロジェクト関係者が現地を訪れ、茶葉14キロの入ったケースを雪の中に埋めた。5月上旬に掘り出し、6月から市内販売店などで売り出す。

山と市街地をつなげる目的で2018年に商品化。中アの代表的な雪形「島田娘」にちなみ静岡県島田市産の島田茶(深蒸し茶、茶葉品種・やぶ北)を使い、南信州産の茶葉とブレンドしている。0度程度に保たれた雪の中に貯蔵することで茶の熟成がゆっくりと進み、香りが際立ち、まろやかな味わいに仕上がる。

3カ月間熟成させた後、40グラム入りバッグ(税込み864円)と2個入りティーバッグ(同324円)の2種類で販売する。販売場所は広小路店街の日本茶販売店「山二園」と千畳敷にあるホテル千畳敷売店の2カ所。今年は、新たに茶葉品種「つゆひかり」を使用した島田茶とブレンドした試験品も合わせて貯蔵しており、商品化が決まれば同じ価格で販売する。

この日の千畳敷は気温氷点下7度。関係者4人が時折ふぶく厳しい寒さの中、同ホテル横に積もった雪に深さ約2メートルの穴を掘り、ケースを運び入れた。「おいしいお茶になりますように」と言葉を掛けながら作業していた山二園の酒井隆道社長。「中アの恵みを受けたおいしいお茶」の完成を願っていた。

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