下諏訪の赤砂崎公園 業者誘致いったん白紙に

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下諏訪町の宮坂徹町長は5日の町議会全員協議会で、町が公募していた都市公園法の公募設置管理制度(Park‐PFI)を活用した赤砂崎公園(同町)右岸広場砥川ふれあい渚への出店事業者募集について、選考の結果該当事業者が無かったと報告した。今後、再度募集しても今回以上の提案は望めないとし、誘致計画はいったん白紙に戻すとした。

諏訪湖や八ケ岳を望む景観の良い立地にある同公園は、地域住民らが集う場所であるとともに、地域の防災拠点としての機能も持つ。しかし、町の将来像を考える「下諏訪町グランドデザイン策定事業」のワークショップでは、メンバーから公園内に飲食店や休憩場所の設置を望む意見が多く挙がった。

町は要望実現に向け、事業を行う法人または法人グループの募集を決めた。昨年9月に町都市計画審議会に審議を求め、砥川ふれあい渚の都市計画用途地域の区分を「第一種低層住居専用地域」から、飲食店や宿泊施設などが建築可能となる「第一種住居地域」に変更。その後、公募の指針や概要などを公示し、11月から募集した。

町によると、3社から応募があり、12月26日の選定委員会において書類不備があった1社を除く2社のプレゼンテーションが行われた。2社とも宿泊施設をメインに売店や飲食店、レンタサイクルをコンテナハウスで運営する提案だったが、いずれも評価点が基準に達しなかった。委員からは「町全体の経済効果につながらない」「一般の公園利用者は使いづらい」などの意見が聞かれたという。

選定結果は3月7日まで町ホームページで公開する。宮坂町長は「今後、ワークショップメンバーの意見を聞きながら再度検討していく」と話した。

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