2024年2月7日付

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自民党の麻生副総裁が、上川外相を揶揄した発言が世間の批判を招き、麻生氏は発言の撤回を余儀なくされた。まさに昭和そのものの考え方という指摘もあった。TBS系のドラマ「不適切にもほどがある」は、昭和から令和にタイムスリップした主人公を通して世の中の常識や物の考え方の違いを浮き彫りにしていくコメディー番組▼ドラマで描かれている昭和は、主人公の男性がバスの中でも平気で喫煙し、高校生に対する部活動での体罰は当たり前、セクハラやパワハラ発言の数々である。脚色されている部分があるものの、昭和世代を生きた人たちにとっては、うなづける部分も多かったと思う▼ドラマの中で働き方改革をめぐり、テレビ局勤務の女性が子どもを会社の託児施設に預けながらも自らのやりたい仕事を実現するために一生懸命働く。これに対して、2人の新人女性はシフト制勤務で、定時になった瞬間に仕事の手を止めて帰宅してしまう▼まさに、良い仕事をするためならば少しぐらいの残業は厭わないという考え方と、コストパフォーマンスや過労死防止の観点からも残業は認められないとの方針。昭和と現代の違いである▼社会人スタートが昭和だった筆者にとっては、ドラマの主人公の考え方に共感できる部分もある。セクハラやパワハラは論外だが、より良い仕事のため定時を超えて奮闘することも時には必要なのかもしれない。

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