10月に初の「若者議会」 南箕輪村

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南箕輪村議会は10月に、初めての「若者議会」を一般質問形式で開く。村在住または在勤、在学で20~40代の参加者6人を公募。村の施策について質問や提案などを寄せてもらい、村長らが答弁する。昨年4月の村議選では20代の投票率が20%台と低迷するなど、若年層の政治離れも懸念されており、関心を高める一つの契機にしようと若者議会を実施する。

同村議会は中学生議会を実施しているほか、コロナ禍前の過去には女性模擬議会も開いてきた。今回は若年層の幅広い意見を、村政や議会運営に生かそうと若者議会を企画した。参加しやすいよう平日の夜間に開催を計画。質問の持ち時間は1人当たり15分以内に設定した。

「他にあまり例がない取り組みでは」と三澤澄子副議長。「議会から積極的にアプローチすることで、若い人が村に対してどんな考えを持っているか聞きたい。村政や議会に関心を寄せる機会とし、多くの人に傍聴もしてもらいたい」と期待する。

2020年の国勢調査によると、平均年齢が43.8歳と県内の市町村で最も若く、全国の村の中でも9番目に若い南箕輪村。人口増加も続き、高齢化率も県内市町村で最も低い。

一方で昨春行われた村議選(定数10)に立候補した11人のうち7人は70代以上が占め、投票率は過去最低を更新して初めて50%を割り込んだ。特に若い世代の投票率は低く、20~24歳が21.28%、25~29歳は26.9%と30%を下回った。30代前半も32.99%にとどまった。

このような状況も踏まえながら、三澤副議長は「若者に議会に参加してもらうことで、投票率の向上に加え、政治を志すきっかけにもなれば」と強調する。

若者議会の参加者公募は5月末まで受け付ける。希望者は応募用紙に必要事項を記入して村議会事務局に提出する。応募多数の場合は抽選となる。問い合わせは同事務局(電話0265・72・2361)へ。

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