原村内の自転車観光事業連携へ 新組織が発足

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八ケ岳自然文化園が主催するEバイクツアー。村内団体や企業が連携し、サイクルツーリズムの促進を図る=2022年4月

原村を拠点に自転車を活用した観光「サイクルツーリズム」に取り組む民間団体や企業でつくる組織「八ケ岳西麓アドベンチャーツーリズム」が発足した。サイクリングツアーのさらなる集客、新たなルート作りやツアー商品の充実などを目指して連携し、地域活性化につなげる。呼び掛け人の牛山貴広村長は「原村をサイクリングの聖地にしたい」と話している。

八ケ岳西麓では大自然を感じながら走れるため、ここ数年でサイクリング事業を始める団体や企業が増加。村内には少なくとも四つの団体や企業が電動アシスト自転車(Eバイク)ツアーやレンタサイクル、自転車ガイドツアーの販売に取り組んでいる。

それぞれ集客やルート作りなどに課題を感じているほか、近くに修理を頼める事業者がなく、松本エリアまで持ち込む手間がかかっているという。今後は1カ所拠点を決めて自転車やヘルメットを一括管理して融通し合うことや、農家に立ち寄るツアー作りなどを検討したい考え。

7日に初会合を村役場で開き、各団体や企業の代表者ら6人が参加し、事業の悩みを共有して連携方法を探った。Eバイクツアーを開催している八ケ岳自然文化園の担当者は「片道約20キロが限界なのでルートがマンネリ化している」、同じくEバイクツアーを行う任意団体「サイクルハイランズノア」のメンバーは「3人で運営しているのでやり切れない」などと語った。今後は互いの弱みを補いつつ、受け入れ態勢の充実を図っていく。

村は来年度、新たな観光推進組織の立ち上げを検討しており、八ケ岳西麓アドベンチャーツーリズムが自転車観光分野の推進にも携わりたい方針。牛山村長は「西麓にはサイクルツーリズムのポテンシャルがある。それぞれの強みを生かして連携したい」と話していた。

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