諏訪湖観察「御渡無御座候」 広範囲で結氷

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今季の諏訪湖観察の結果を「御渡注進状」にしたためる宮坂宮司

今年の諏訪の氷は時知らず―。8日朝、諏訪湖は広範囲にわたって結氷している様子が確認された。下諏訪町西高木の湖岸では、凍った湖面が視界いっぱいに広がり、朝の日差しを受けてきらめいていた。一方、御神渡り(御渡り)の判定と神事をつかさどり、4日に今季の「明けの海」を宣言した八剱神社(諏訪市小和田)の宮坂清宮司(73)は、「御渡注進状」へ「本年度は明けの海につき 御渡無御座候(みわたりござなくそうろう)」などと観察の結果をしたためた。

結氷の進んだ諏訪湖。凍った湖面に薄氷がせり出した=8日午前8時12分、下諏訪町西高木

長野地方気象台によると、この日の最低気温は氷点下7.2度と平年より1.5度冷え込んだ。0.5ミリほどの薄氷が凍った湖面にせり出す現象も各所で見られ、湖を取り囲む雪化粧した山々と合わせて、冬の景色を作り出していた。

宮坂清宮司は「これが1月初旬であれば、全面結氷も期待できたのだが」と苦笑。来年の御神渡り出現へ、希望を寄せていた。

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