間伐材を活用 上農高生徒「炭マカロン」開発

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「炭マカロン」を手に笑顔を見せる原さん(左)

上伊那農業高校(南箕輪村)アグリデザイン科フードコースの原実奈美さんは南箕輪村開発公社と共同で、「炭マカロン」を開発した。松くい虫被害が進む同村大芝高原のアカマツを原料にした食用炭を活用。枯れる前に有効活用する地域の課題を、食べることで多くの人に知ってもらいたいと昨年秋から開発を進めて完成にこぎ着けた。10日に発売する。

学校の課題研究で、炭の性質や特徴をテーマに取り組んだ原さん。実験も行って炭による油の吸着力を実感した。大芝高原の松枯れが拡大する中で、間伐材の活用策として村内で食用炭を使ったメニュー「ブラめし」が展開されていることも知り、商品開発の新たな挑戦を始めた。

SNSなどで発信力がある若者に目を向けて、同世代に人気がある焼き菓子のマカロンを作ることにした。公社の調理スタッフとともに、手に取りやすく、色合いや食味もよくなるよう試行錯誤。アーモンドパウダーと卵白、砂糖などで作る生地で、どの段階で炭の粉末を練り込むかなど研究を重ねた。

マカロンの特徴でもある表面はサクッと中はしっとりした食感がより楽しめる味わいに仕上がり、ミルクチョコレートガナッシュを挟んだ。原さんは「炭の効能の素晴らしさを知ってもらい、若い世代からより一人でも多くの人に地域の課題に目を向けてもらうきっかけになれば」と期待する。

1個220円(税込み)。公社が大芝高原で運営する日帰り温泉施設「大芝の湯」と農産物直売所「味工房」で販売し、10~12日は数量限定180円(同)で提供する。

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