2017年01月8日付

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街の中には数多くのカメラが設置され、文字通り目を光らせている。今の時代、防犯上の役割は大きい。人が寝静まった後の商店街や深夜営業の店舗など、万一の事態が発生したときには現場の重要な目撃者となる▼インターネット上でも、観光地の各種施設のホームページでライブカメラの映像が流されている。現地の天気や道路状況など居ながらにして見ることができる。全世界につながるネットの性質には十分注意が必要だが、普段行かない所にあるカメラを通して見る風景には、驚きもある▼茅野市では昨年12月から、市民が情報発信に利用できる地域コミュニティサイト「茅野市どっとネット」で市役所8階に設置したカメラの画像を随時配信している。庁舎は「市役所の標高日本一」という801メートル。その最上階からの眺めを楽しむことができる▼庁舎東側に向いたカメラは、八ケ岳連峰の峰々、編笠山から蓼科山までの雄大な姿を捉えている。一定期間の過去の画像もある。1日午前7時すぎの様子を見ると、初日の出自体は写っていないが、今年最初の日の光が八ケ岳の南の裾野から差し込む風景が写っている▼画像を見ていて改めて気づいた。八ケ岳を背景にした景色の何と美しいこと。山から湧き上がる雲や裾野を流れるもや、一晩で現れて消える銀世界。一日の中でも刻々と変化する。毎日の生活が、こんなに美しい光に包まれていたとは。

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