諏訪で積雪14センチ 住民ら雪かきに追われ

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角寒天を作る干し場の雪かき作業に追われる従業員ら=茅野市宮川のイチカネト

角寒天を作る干し場の雪かき作業に追われる従業員ら=茅野市宮川のイチカネト

前線を伴った低気圧が発達しながら、本州の南海上を東北東に進んだ影響で8日午後から9日未明にかけて、県内も中南部を中心に大雪となり、長野地方気象台によると、諏訪の最大積雪量は今冬一番となる14センチを観測した。高速道路が長時間通行止めになり、交通事故も多発した。

気象台は8日午後1時46分に諏訪6市町村に大雪注意報を出し、9日午前4時8分に解除した。

中日本高速道路によると、雪の影響で中央道上下線の伊北―須玉IC間、長野道上下線の岡谷ジャンクション(JCT)―塩尻IC間などで8日夕方以降から通行止めになっていたが、9日午前9時30分までにすべて解除した。

諏訪地方3署によると、スリップなど雪が原因とみられる物損・人身事故は合わせて30件以上に上った。

諏訪地方では朝方から住民らが雪かきに追われた。特産の天然角寒天作りのピークに向けて作業が進む茅野市宮川一帯の寒天工場。イチカネト(五味嘉江社長)では、生寒天の天出し作業の前に雪をかいて運搬車の通路を確保した。水分を多く含んだ雪は重く、汗をかきながら雪を取り除いていた。

県寒天水産加工業協同組合の小池隆夫組合長は「雪かきは余計な仕事だが、雪があるとほこりが立たず、気温も低いため良い品質の寒天を作るにはありがたいです」と話していた。

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