白樺樹液や柿渋でせっけん商品化

LINEで送る
Pocket

富士見町烏帽子で手作りせっけんの工房を開く小古間かずささんは、地元で採取した白樺の樹液や柿渋を使ったせっけんを商品化した。いずれも、1年間のうちで限られた時期にしか採取できない素材で、希少性と、地域色を出した。「せっけんを通して富士見町、原村の魅力を感じてもらえたら」としている。

都内出身で10年ほど前、原村への移住を機にせっけん作りを始めた。当初は趣味で取り組んでいたが、地元の朝市への出品を機に作家活動を本格化。その後、関西地方へ居を移したが昨年、富士見町の移住定住者誘致に応じて帰郷した。

町内での活動をきっかけに、原料のラベンダーを自家栽培したり、原村内の知人宅の白樺林で樹液を採取するなど地元の自然素材を取り入れた商品作りに乗り出した。

白樺の樹液は一般的に健康や美肌に有用な成分を含むとして基礎化粧品の原料にも用いられている。柿渋は、消臭効果が期待できるともいわれる。これらを使ったせっけんは、樹液入りは泡立ちがきめ細かく滑らかに、柿渋入りはさっぱりとした洗い上がりに仕上がったという。製造にあたっては、肌への刺激、負担が少ない成分配合に努めており、気に入って再購入する顧客も出始めたという。

小古間さんは、「季節を逃したら手に入らない素材には魅力がある。自然豊かなこの地域の恵みをいただき、自分の力だけでは作れない品が出来た。土産やプレゼントに利用して」と話している。

いずれも1個70グラム。販売価格は白樺樹液入りが600円、柿渋入りが520円。問い合わせは小古間さん(電話090・5778・1034)へ。

おすすめ情報

PAGE TOP