2017年01月11日付

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県内は8日から9日にかけて中南信地域を中心にまとまった雪が降り、雪不足に悩むスキー場にとっては恵みの雪になったことだろう。今季は特に北部で雪が少ないらしい。白馬村は4日に対策本部を立ち上げた。異例の2年連続の設置。村は誘客対策を検討するという▼「寒い日が続かないので雪づくりが大変」。諏訪地域のスキー場でゲレンデを管理する担当者から聞いた言葉だ。降雪がなければ、人工降雪機が頼みの綱だが、寒気が弱く、近年は十分に稼働できないと嘆く▼長野地方気象台のまとめによると、諏訪の昨年1年間の平均気温は平年を1・1度上回る12・2度で統計開始以来で最高だったという。長野、松本、飯田も過去最高を記録。地球温暖化の言葉が頭をよぎる▼温暖化は果樹栽培に大きな影響を及ぼす可能性がある。山形県でミカン栽培に取り組んでいるというニュースを聞いたことがある。愛媛や静岡といった温暖な土地の果物と思っていたが、東北も栽培適地になるかもしれない▼東北の農業関係者も、温暖化のスピードの速さに驚きの声を上げていた。長野県特産のリンゴの生産は今後どうなるのだろうか。気温の上昇は衣食住に関わる問題だ。多方面に影響があると認識し、もっと敏感にならなければと感じる。自分にできることとして、まずは暖房温度を20度に設定して暖かい服を着て過ごす「ウォームビズ」を心掛けたい。

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