元機長の橋本さん 茅野で小型機製作

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茅野市西茅野の貸工場で小型飛行機を組み立てている元機長の橋本さん。初飛行の夢に向けて製作を進めている

茅野市西茅野の貸工場で小型飛行機を組み立てている元機長の橋本さん。初飛行の夢に向けて製作を進めている

元全日本空輸の機長、橋本徹さん(66)=横浜市=が茅野市西茅野の貸工場で組み立てている小型飛行機の製作が順調に進んでいる。2014年7月から取り掛かり3回目の冬を迎えた。「よくここまで来たと思う。離陸滑走の瞬間がまた味わえると思うとわくわくする」と、5月の初飛行を目標に、楽しみながら作業に励んでいる。

本体は9割以上の作業が終了。現在は昨年秋に米国から届いたエンジンの取り付け作業に取り組んでいる。「苦戦することもあるが少しずつ進歩している」と、設計図に向き合う日々だ。耐空証明書の取得や試運転などを経て、5月中に初飛行を目指している。発着場所は県営松本空港(松本市)などを想定している。

自分で作った飛行機で好きなように大空を飛ぶことが長年の夢だったという。二十数年前、米国に自作機の文化があると知って以来、自作機で空を飛ぶ情熱を持ち続けてきた。茅野市に貸工場を見つけ、15年9月の退職後は月に20日間ほど工場に滞在して製作を続けてきた。

小型機は米国の自作機専門会社「ゼニス社」製のキットを組み立てて製作。機体は長さ約6メートル、幅約8メートル。高度約4500メートルまでを時速220キロ前後で飛行できるという。

初めての冬は水道管が破裂するなど茅野の寒さに苦戦したが、3年目を迎えて石油ストーブや湯たんぽなどの防寒グッズが充実。3食を自炊し市内の温泉施設を巡るなど茅野の生活にすっかり慣れた様子だ。「製作の進み具合を見に来る地元の友人もできた。四季を肌で感じられるところが魅力」と話す。

興味のある人は橋本さん(電子メールtallhashimoto@me.com)へ。

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