「仕事と生活の調和」 男女共同参画計画案

LINEで送る
Pocket

白鳥孝市長に答申する唐木孝雄会長(右)

白鳥孝市長に答申する唐木孝雄会長(右)

伊那市男女共同参画推進会議は13日、第3次市男女共同参画計画案を白鳥孝市長に答申した。働き方改革、女性活躍の推進を踏まえ、女性の就業支援や男性を含めた「ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)」を重点にまとめた。市は近く正式決定し、来年度から実施する。

第2次計画が今年度で終了するため、市は昨年6月に新たな計画を同会議に諮問。計画期間は来年度から2021年度までの5年間とし、新たに制定された女性活躍推進法や配偶者暴力(DV)防止法に基づく女性活躍推進計画と配偶者暴力防止基本計画を含めた計画となる。

計画案では、基本目標を「市民力の向上」、サブテーマを「男女がともに手を取り合い、誰もがつながりの中でキラキラと主役になれるまち」とした。

その上で、(1)あらゆる分野における女性の活躍(2)男女共同参画社会の土台づくり(3)安心・安全の暮らしの実現―の三つを施策の柱に、働きたい・働き続けたい女性への就業支援、男性の働き方の見直しによる家事、育児、介護への参画、貧困や暴力など困難な立場にある男女の支援を重点項目に挙げた。

また、施策の柱ごと目標を設定。「ワーク・ライフ・バランス」の言葉と内容を知っている人の割合を40%(15年度に行ったアンケートでは23・5%)、「男女共同参画社会」の言葉と内容を知っている人の割合を80%(同42・7%)、地域防災について女性の関わりが重要だと思う人の割合を30%とした。

市は計画を着実に進めるため、より具体的な指標項目のアクションプランを来年度の早い時期に策定し、進行管理を行っていく方針だ。

この日は同会議の唐木孝雄会長らが市役所を訪れ、白鳥市長に答申書を手渡した。白鳥市長は「市民力の向上という視点に立ち、家庭、職場、地域と連携しながら取り組んでいきたい」と述べたほか、社会問題となっている貧困について「伊那市はそれほど高い数値ではないが、見えない部分もあり、注意しながら対応していく」とした。

おすすめ情報

PAGE TOP