防災への意識再確認 岡谷で啓発イベント

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阪神大震災を機に制定された「防災とボランティア週間」(15~21日)に合わせ、岡谷市は14日、啓発イベント「防災とボランティアパーク」を同市中央町のララオカヤで開いた。昨年4月に発生した熊本地震や2006年7月豪雨災害の写真パネルなどを展示。来場者は非常食や防災グッズに関心を寄せ、万が一への備えを改めて考えていた。

展示コーナーでは、市職員が撮影した熊本地震の被災地の写真18点が並んだ。熊本城の崩れた石垣や、建物が波打つように変形した宇土市役所、アスファルトに亀裂が入った駐車場など。道路沿いに立ち並ぶ民家ががれきの山となった写真もあり、被災前の写真と対で並べた。

体験コーナーでは、防災カルタ大会、災害用伝言ダイヤル171の活用、アルファ化米と呼ばれる非常食の試食を行った。会場では防災研修会として、災害時の対応をゲーム形式で学ぶ「避難所運営ゲーム」も開かれた。

地区の炊き出し係を担う今井かづ恵さん(60)=同市神明町=は「防災への意識を改める良い機会になった。学んだことを地区でも提案したい」。一緒に訪れた石原愛さん(36)=同市上の原=は「非常食の味がしっかりしていておいしかった。子どもも好んだので常備したい」と話していた。

小口智弘市危機管理室長(57)は「市内で発生した豪雨災害から10年、20年とたっても記憶を風化させることなく防災意識を持ち、備えを継続してほしい」と話していた。

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