駅前開発の行方 変わる諏訪の玄関口4

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「駅前開発では単に建物を建てるのではなく、まちづくりをやりたい」と語る諏訪駅前開発の古越社長

「駅前開発では単に建物を建てるのではなく、まちづくりをやりたい」と語る諏訪駅前開発の古越社長

今夏の着工を見込むJR上諏訪駅前の民間開発。事業主体の株式会社「諏訪駅前開発」社長で不動産開発の「アイリスパートナーズ」(愛知県豊橋市)相談役を務める古越利三氏(67)に開発の進み具合や目指す姿を聞いた。

―昨年9月に構想案の説明会を開いて以降の進展は。

(100~120戸ほどの)住居棟に入るマンション業者や商業棟の業者について細部の交渉を進めている。現場では既存の基礎部分を除去しており、3月までには終わる計画。本設計を始め、7月ごろには着工したい。マンションと商業棟に入るスーパーは2018年11月ごろの同時オープンを予定している。

―開発の具体案はいつごろ示すのか。

中身のボリューム的なものは決まったので、メインの入居業者などを1月下旬から2月までには決めて、住民への説明会を開きたい。

―住居棟の高さはどうなるか。

最低でも30メートルと考えている。周辺の日当たりは以前(スワプラザがあった時)より良くなる。市から申し入れのあった駅東口のイメージテーマ「さわやかな風と翠のときめき」に沿ってやりたい。建物が建たない面積は以前より広くなる。コンクリートの塊のようなものにはしない。

開発事業ではまちづくりをするから(住居戸数が)あまり少ないのもよくない。商業棟は単に建物でなく、観光的なイメージが出せればと思っている。

―金子ゆかり市長が就任以来、駅前開発に対する市の関与が強まっている。どう捉えるか。

市には理解と協力をいただいている。市が上諏訪駅の橋上化を研究すると聞いており、それには関心を持っている。橋上化された場合、駅と商業棟を結ぶ部分には、歩道橋のような狭いものではなく、みんなが集まれるデッキ(広場)みたいなスペースを設けることも一つの考えではないか。

―開発の目指す姿は。

駅前を再活性化するためにはまちづくりをしないといけない。事業が赤字になるのは困るが、利益目的ではない。まちづくりは「住」を中心にやっていく。いろんな人が集まれる空間をつくりたい。良い形になるよう周辺の方の協力を得ていきたい。

=おわり=

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