分杭峠の麓に古民家カフェ 伊那市長谷

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古民家を改装したカフェ「月詠」=伊那市長谷市野瀬

古民家を改装したカフェ「月詠」=伊那市長谷市野瀬

「気場」で知られる伊那市長谷郊外の分杭峠の麓に位置する市野瀬集落に、築約120年の古民家を改装したカフェ「月詠」が開店した。上伊那地方で普及が広がるガレットを、上伊那産そば粉を100%使って提供する。オーナーの椿さつきさん=市野瀬=は「分杭峠のパワーを感じながら静かでゆっくりとした時間を過ごしてもらえれば」と願いを話す。

長谷地域でも過疎や高齢化が進み、空き家が増えている市野瀬を「若いころは田舎でいやだった」と椿さん。故郷を離れ、首都圏に長年暮らしたことで自然の豊かさや澄んだ空気、良質な水など市野瀬の恵まれた環境に気付き、5年前に帰郷した。

カフェは親戚が空き家にしていた古民家を借りた。いろりや磨き抜かれた黒光りする床板、太いはりなどが残る。古い家屋ならではの重厚な雰囲気を生かしてカフェ風に改めた。

ガレットは「季節の野菜と生ハムトマト」「きのことベーコン和風仕立て」「なすみそ」など。地元産野菜を使ってボリュームたっぷりに調理する。いろりでは炭火で五平餅を焼く。

店名にちなんで満月と新月の日には瞑想やクリスタルボールの演奏会などヒーリングイベントを企画。店内ではパワーストーンやろうそく、アロマオイルなどを取り扱う。

椿さんは「静かで何もないからこそ貴重な環境。分杭峠まで行かなくてもこの場所なら強いエネルギーを感じる。癒やしの空間でのんびり、ゆっくりと静かな時間を過ごせる」と魅力を話す。

月曜日定休。午前9時~午後5時。時間外の予約に応じる。問い合わせは同店(電話080・6640・3643)へ。

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