みどりケ丘、笹原を統廃合 茅野市保育園管理計画案

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統廃合の方向が示されたみどりケ丘保育園(上)と笹原保育園

統廃合の方向が示されたみどりケ丘保育園(上)と笹原保育園

茅野市は16日の市議会全員協議会で、保育園の施設整備や統廃合の進め方を示した「保育園管理計画」(2016~27年度)案を発表した。老朽化が進むみどりケ丘保育園(宮川)と笹原保育園(湖東)を地区内の近隣園に「統廃合」するとしたほか、北山、小泉、宮川第二、中大塩の4園の大規模改修を行う方針を示した。市は地域の理解を踏まえて進めていく考えで、住民説明会を関係5地区で開く。

旧耐震基準で建設された8園の建て替え計画として11年2月に策定した「保育園建設計画」を、市公共施設等総合管理計画の個別計画として見直した。建設計画で未着手だった5園に「笹原」を加えた計6園の整備計画を示し、長寿命化や複合化、統廃合も進める計画に刷新した。統廃合する保育園名の公表は初めて。

計画によると、園児65人が通う「みどりケ丘」(定員90人)は築42年で耐用年数が経過。近くの「わかば」など宮川地区内に受け入れ可能な保育園があることを踏まえ、21年度をめどに統廃合する。

園児23人の「笹原」(定員35人)は築33年で老朽化が進み、園児数も少ないことを理由に挙げた。湖東保育園など湖東地区内に受け入れ態勢があることから、23年度をめどに統廃合する。

市は、通い慣れた保育園を卒園できるように統廃合の2年前に入園の受け付けを終了する予定。2園は事実上の閉園で後利用は未定という。

大規模改修の「北山」と「小泉」は18年度、「宮川第二」と「中大塩」は19年度に工事を行う。いずれも築40年前後で、改築時期を迎える近くの小学校や地区コミュニティセンターとの複合化も視野に入れ、20年程度の長寿命化を図る。事業費は1園につき2億円弱の見込み。工事中は他園を利用してもらう。

計画では園児数の減少や保育ニーズの多様化、保育士不足などの課題を指摘。統廃合については▽各地区1園体制の維持▽入園児が極めて少なく地区内に受け入れ可能な保育園がある―などを基準にしたほか、推進してきた民営化を子育て支援の充実に向けて終了する方針も打ち出した。

柳平千代一市長は「保育園に子どもを通わせるご家庭には大きな問題だが、まずは安心安全で快適な空間を提供したい」と理解を求めた。計画案は保育所運営審議会への諮問・答申を経て年度内に策定する。

説明会の日程は次の通り(いずれも午後7時から各地区コミュニティセンター)。

▽1月27日=宮川▽30日=湖東▽同31日=玉川▽2月3日=北山▽同6日=中大塩

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