都市と上伊那結ぶ「キーマン」発信 広域連合

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上伊那広域連合は、地域でさまざまな活動を実践する人材を「キーマン」と位置付け、その情報をデータベース化してウェブサイトで紹介する取り組みを始める。上伊那地方で活動する地域おこし協力隊らがコーディネーターとなってキーマンを取材、記事を執筆する。都市と地方を「人」で結ぶ新たな試みで、移住定住の促進につなげる狙いだ。

地域づくりを支援するソーシャルデザインやコミュニティーデザインを手掛ける「ボノ」(東京)と連携し、同社が運営するウェブサイト「まち冒険」を活用。同サイトは日本各地のコーディネーターが地元のキーマンを発掘し「見える化」することで地域の魅力を発信するとともに、人と人をつなぎ、地域を元気にする新たな仕事やプロジェクトを生み出すことを目指している。

同連合は、少子高齢化や人口減少が課題となる中、移住定住に向けて仕事づくりまで視野に入れた取り組みが重要と考え、既に「まち冒険」のコーディネーターとして活動する伊那市地域おこし協力隊の齋藤俊介さん(46)の取り組みに着目。これを広げる形で上伊那全体で実施していくことを決めた。

3月末までにキーマン100人のデータベースを作成する計画で、地域おこし協力隊や同連合、自治体の移住定住の担当職員ら10人が記事を執筆。それぞれのキーマンのプロフィルをはじめ、どんな活動をしているかや始めたきっかけ、大切にしていること、今後の目標などを紹介する予定。同サイトから見られるようにする。

齋藤さんは「従来の市町村ごとの取り組みではなく、エリア全体で連携していこうという実験的な移住定住の試み」と評価。同連合リニア推進課は「さまざまなスキルや経験、アイデアを持つキーマンを通じ、都会と地方、地域住民同士といった関係構築の中で新たな仕事が生まれ、移住定住につながれば」と期待している。

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