札に青春かるた女子 岡谷東高に同好会発足

LINEで送る
Pocket

上級生を相手に、素早く札を取る競技かるた同好会長の小松さん(左から2番目)

上級生を相手に、素早く札を取る競技かるた同好会長の小松さん(左から2番目)

70年近く伝統行事としてかるた大会を行う岡谷東高校(岡谷市)に、「競技かるた同好会」が発足した。1年生の女子生徒5人が所属。17日には全校生徒約460人による競技大会があり、同好会メンバーの活躍が会場を沸かせた。同好会長の小松都瑚さん(16)は「仲間を増やして腕を磨き、全国大会を目指したい」と意気込んでいる。

昨年7月に小松さんが中学時代のクラスメートで、ともにかるたに取り組む倉野樹さん(16)と一緒に仲間を集め、同好会を立ち上げた。小学生の頃、競技かるたのクイーン戦を番組で見てあこがれ、百人一首を覚え始めたのがきっかけ。岡谷東高にかつての女子校の流れをくむかるた大会があることを知り、同校を志願したという。

大会は、全学年が各クラス3チームずつ編成。予選リーグでは12ブロックに分かれて自陣、敵陣に50枚ずつ並べた札を減らしていく「源平戦」、決勝トーナメントでは勝ち残ったチームが札を無作為に並べる「散らし取り」で対戦した。上の句が読み終わらないうちに同好会のメンバーが手を伸ばし、美しい所作で確実に札取り。上級生を負かす姿に、「おおー」「すごい」と周りから歓声が上がった。同好会の活躍により、今大会は例年になく、上位3位まで1年生チームが独占する結果となった。

同好会では基礎やルールの習得に力を入れてきたとし、小松さんは「来年度は試合経験を積み、皆で強くなっていきたい」と笑顔。顧問で国語科の柳澤欣吾教諭(40)は「歌の意味や背景、歌人の思いを理解することで和歌への思い入れがさらに深まり、札の取り方も変わってくると思う」と期待していた。

おすすめ情報

PAGE TOP