自立する東ティモール 伊那で北原さん講演

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国際ロータリー第2600地区上伊那グループは13日、インターシティミーティング(IM)記念講演を伊那市狐島のJA上伊那本所で開いた。日本東ティモール協会会長で伊那市ふるさと大使の北原巖男さんが、同国の様子や日本との関係を写真を用いながら紹介。一般公開し、約130人が耳を傾けた。

植民地、太平洋戦争、独立抗争と、日本も関わる中で暗い時代が続いた東ティモールの歴史を振り返った北原さん。リーダーシップを持った指導者の登場などで、現在では「国連もいなくなり、自立を進めている」と報告した。

「犠牲になった人たちの思いを国づくりに生かし、明るい未来のために団結しようと取り組んでいる」と語り、人材育成(教育)と基礎インフラの整備に重点を置いて開発が始まっている状況も解説。教育や農業などさまざまな面で、日本の支援の手が伸びていることを話した。

また、東日本大震災に対して東ティモール政府は、日本に義援金や人道支援を申し出るなど、積極的な支援を表明したことにも触れた。

このように良好な両国関係に触れる一方で、「独立回復以降、日本の首相の訪問がなく、日本の企業進出もない。中国へ急速に傾斜している」と指摘。官民一体となった一層の支援に期待を寄せた。

上伊那グループは伊那、伊那中央、駒ケ根、辰野、箕輪の五つのロータリークラブ(RC)で構成。IMは毎年持ち回りで開き、今年は伊那RCがホストを務めた。

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