茅野「献上寒晒しそば」 店主が玄ソバ仕込み

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茅野市内を流れる山あいの清流に「献上寒晒しそば」の玄ソバを浸すそば店主ら

茅野市内を流れる山あいの清流に「献上寒晒しそば」の玄ソバを浸すそば店主ら

極寒期の冷え込みを利用して茅野市のそば産業推進会議と茅野商工会議所が取り組んでいる「献上寒晒しそば」の、玄ソバの仕込み作業が20日、市内の山あいを流れる清流で行われた。7月の観光シーズンに提供される「寒晒しそば」。11年目の今年は、そば店有志がソバを栽培し、育てた玄ソバを店主自ら清流に浸した。

仕込み作業を行う生産者の高齢化を背景に、近年は若手のそば店6店で作る「八ケ岳蕎麦切りの会」が、自分たちも技術を身に付けようと積極的に仕込みや栽培に関わっている。今年は初めて、自分たちで育てた玄ソバが商品化される。

同会は市内で約30アールの畑にソバを作付けし、今回の作業で玄ソバ180キロを仕込んだ。川岸でお清めの塩をまいた後、10キロほどずつ小分けした網の袋を1袋ずつ清流の中に沈めていた。1週間ほど流れにさらした後、天候を見ながら20日から1カ月余り寒風で乾燥させる。

同会議代表で同会の宮坂新一会長は「作ってみて農家の苦労も分かった。そば店が栽培から関わったそばとして付加価値も付く。店から外に出ることで店同士の協力もできる」と、新たな展開の手応えを語った。

生産農家が担当する仕込み作業は19日に行われた。

同会議などは1月25日、東京・銀座の「銀座NAGANO」で寒晒しそばのPRイベントを開く。

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