千畳敷の星空を観光に ガイド養成講座

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星空案内人の養成講座が始まった=駒ヶ根ファームス

中央アルプス千畳敷(標高2612メートル)を会場にした星空観賞会の案内役を務めるボランティアガイド「星空案内人」の養成講座が20日夜から、駒ケ根市菅の台の駒ケ根ファームスで始まった。千畳敷から見る満天の星空を新たな観光素材として売り出そうと、地元観光事業者の有志らが進めるプロジェクトの一環。3月まで全7回の講座で星やガイドとしての知識を身に付け、観光振興に一役買っていく。

観賞会は駒ケ根高原の宿泊、日帰り温泉施設でつくる早太郎温泉事業協同組合と駒ケ根観光協会の若手有志らが立案。ロープウエーを特別に夜間運行し、下界の光が届かない高所で楽しむ星空観賞を売りにしている。「日本で一番高い場所での日帰り星空観賞ツアー」をうたい、昨年4~9月に計5回実施したツアーには県内外から約200人が参加。手軽に雲上の別世界を楽しめる千畳敷ならではの企画として好評を得た。

来年度はその魅力を地元住民とともに発信しようと、ツアーを支援するボランティアガイドを一般から公募。市内在住者12人と観光関係者ら14人が、春からの活動を視野に研修に入った。

講座では星に関する知識や望遠鏡などの機材の使い方、接客方法などを実習。最終回は千畳敷で現地研修を行い、修了後にガイドの認定証を交付する。初回の講座では受講者がそれぞれ自己紹介。「星空といえば阿智という人が多いが、千畳敷カールでも素晴らしい星が見えることを伝えたい」「いろんな人と出会えるのが楽しみ」などと抱負を語った。

来年度のツアーは今夏の大型観光企画・信州デスティネーションキャンペーンと連動し、7~9月に本格実施。期間中に約50回のツアーを見込んでいる。同協会の奈良成章事業部長は「星がきれいで自然豊かであることを市民とともにPRしたい。日本で一番高い場所での唯一のツアー。国内外から集客できるのでは」と期待している。

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