多職種連携の在宅療養を 伊那中病シンポ

LINEで送る
Pocket

約200人が参加して在宅医療における多職種連携を考えたシンポジウム

伊那市の伊那中央病院は21日、地域医療連携シンポジウムを同市荒井のいなっせで開いた。約200人が参加して講演や意見発表を聴講。住み慣れた地域や生活の場で、誰もが安心して自分らしく暮らせる在宅療養を実現するための多職種連携を考える機会にした。

在宅医療における認知症のスペシャリストとして知られる高瀬義昌さん(たかせクリニック理事長、東京都)が「在宅医療における医療者の役割と多職種協働」をテーマに基調講演した。

高瀬さんは在宅医療のポイントとしてチームワーク、ネットワーク、フットワークを挙げ、診療や在宅での協働の事例を紹介した。在宅医療の現場では患者だけをみるのではなく、チームワークやネットワークを活用して家族についても意識することが大事だと強調。「認知症患者の場合、家族のうつは大体ペアになっている。見逃さないように」とアドバイスした。

続いて「在宅医療における多職種連携を進めるには」をテーマに医師や歯科医師、薬剤師、訪問看護ステーション管理者、理学療法士など、さまざまな専門職が意見を発表した。元の気クリニック(伊那市)の野口修院長は医師の仕事としての「治す医療」と「支える医療」について意見発表。医師の立場からは「ケアマネジャーとの連携から始まり、多職種連携が生まれる」と述べた。

おすすめ情報

PAGE TOP