北真志野、南真志野森林組合 お蔵開き

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入会権に関する大絵図を見る北真志野、南真志野両生産森林組合役員ら

諏訪市の北真志野、南真志野両生産森林組合は22日、「お蔵開き」を北真志野公民館で開いた。組合役員ら約30人が参加し、両組合が保管している真志野山の入会権紛争に関する約300年前の大絵図や古文書などを蔵から出し、保存状態を確かめた。

関係資料は江戸~明治期の100点余。1704(宝永元)年の江戸幕府評定所裁定を記した大絵図「真志野山山論裁許状」は、真志野山の一部への入会を禁じた伊那側を相手取り、真志野村が提出した訴状に対する幕府からの裁決状。縦横ともほぼ3メートルで表面には山地図と境界、裏面には裁決の内容が記されている。

参加者は、湖南村誌編纂委員の関雅一さん=北真志野=の説明を聞き、地元の歴史に理解を深めた。関さんは、訴訟で中心的な役割を担った金子忠右衛門=北真志野=と藤森惣右衛門=南真志野=の功績にも触れながら説明した。

北真志野生産森林組合の藤森良隆組合長は「昔に思いを巡らせ、研さんしてほしい」と話した。

両組合は地域の山林管理に関する歴史を受け継ごうと、1898(明治31)年から資料を半分ずつ保管し、1年ごと交換。新年に蔵から出し、状態を確かめた上で封印して交換している。

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