安泰願い万巻講 諏訪市豊田下小川

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俵型の荒神をまつり家内安全や無病息災を祈願する下小川の住民ら

諏訪市豊田の小川下組(下小川)集会所で22日、諏訪地方で唯一残る伝統行事の「万巻講」があった。かまどの神様である俵型の「荒神」をまつり、今年1年の家内安全や無病息災などを祈った。

長さ30~50センチの細長い俵に3本の御幣を立てた荒神が祭壇に45体並んだ。厄年を迎えた人からの鏡餅や清酒なども置かれ、修験道行者が古式に従って払い清めた。

万巻講は火伏せの祈願祭として始まり、300年近く続いているとされる。荒神は家の守り神として台所などに安置されるという。集まった約20人の住民は、頭を下げて講中の安全を祈り、伝統行事の継承に向けても誓いを新たにしていた。

今年の当番の1人、阿部脩三さん(73)は「昨年は御柱祭で盛り上がった。今年は酉年。講中の皆さんが大きく羽ばたき、幸せな1年を送れるよう願いたい」と話した。

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