未来の農業へ夢や思い 伊那でフォーラム

LINEで送る
Pocket

上伊那地方の若手農家や農業を志す人が集まり語り合う「アグリフォーラム”農魂”」(実行委員会主催)が24日、伊那市荒井のJA上伊那伊那支所で開かれた。約80人が参加。6回目の今年度は「未来を語る」をテーマに、若い担い手ら11人と1団体が農業にかける夢や思いを発表した。

Iターンでリンゴ農家となり独立1年目の米本真之さん=伊那市=は「ニュージーランドとオーストラリアの農園で働いたのが就農のきっかけ。汗を流す毎日に幸せを感じた」と話し、海外と国内では農家の労働環境に違いがあるとも指摘。「自分の体が第一であり、スケジュール管理を徹底して安全で働きやすい環境を目指す」と述べた。

海外で農家支援の経験を持ち、今春に就農を控える木下佳信さん=駒ケ根市=は、技術、財政、人材育成の三つの視点が営農活動を持続可能にすると意見。「農産物で上伊那の良さも発信したい」と意欲をにじませた。

地元の宮田村で果樹や水稲、大麦を育て始めた伊藤拓也さんは、農業を志した経緯について「生まれ育った農村の原風景を残したいと思ったから」と説明した。

南箕輪村の加藤秀樹さんはカーネーションの減肥栽培の取り組みについて紹介。上伊那農業高校環境班は米作りの様子を話し、同校生物科学科2年の萬谷遊野君は、木曽・開田高原にある実家の酪農家を継ぎ、地元ならではの乳製品を発信したいと将来に夢を広げた。

杉山栄司実行委員長=宮田村=は「どんな未来をつくるかみんなで意識を共有し、実践していくことが大切」と、若い力の結束に期待した。

おすすめ情報

PAGE TOP