保存活用計画を来年度策定 諏訪市市文化センター

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保存活用計画が策定される方向になった諏訪市文化センター

諏訪市のJR上諏訪駅周辺一体の将来構想を考える「駅周辺市街地あり方検討会」の第5回会合は24日、市役所で開き、老朽化が課題になっている市文化センターについて市は、来年度、保存活用計画の策定と耐震診断を行う考えを示し、了承された。市は来年度当初予算案に関係費用を計上する方針。

文化センターは1962年の建設。委員からは前回会合で、2014年に国登録有形文化財になった文化的価値や歴史的な背景から、残すべきとの意見が上がっていた。

耐震診断が未実施な点やホールのつり天井裏に設備が増設されたことに伴う落下防止対策などが課題になっている。市は、国登録有形文化財であることから、保存活用計画を策定すると改修に関わる文化庁の補助金が見込めると説明。「計画を作って現状のまま残す部分と改修する部分がどこか色分けしたい」とした。音響調査も予定。計画策定後の目安として19年度までに耐震設計し、20年度に改修工事をするとの日程を示した。

会合では、旧東洋バルヴ諏訪工場跡地の活用に関しても意見交換。委員からは、防災機能を備えた場所や産業発展の拠点にしてほしいなどの提案が出された。隣接する諏訪赤十字病院の建て替え用地として確保すべきとの意見も複数上がった。

諏訪圏工業メッセなどに使っている建屋は年間の使用日数が少ないのが現状。金子ゆかり市長は「365日使える施設にするために知恵を絞り、どう手を加えていくかという議論になっていけばいい」と述べた。

委員からは東バル跡地や文化センター周辺の生涯学習施設、同病院敷地を一体的に考えて将来像を描くべきとの声もあった。

次回は3月中旬に開き、引き続き旧東バル跡地の利用について論点を絞って協議する予定。

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