初の「平和音楽会」 諏訪ふるさと合唱団

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諏訪や上伊那地方の有志約15人でつくる諏訪ふるさと合唱団は8月27日、核廃絶の願いを込めた「平和音楽会in諏訪」を下諏訪総合文化センター小ホールで初めて開く。長崎への原爆投下で被爆した故渡辺千恵子さんの半生を基に構成した組曲「平和の旅へ」を歌う。岡野貞夫運営委員長(65)=諏訪市尾玉町=は「みんなで一緒に歌い、催しを成功させたい」と話している。一緒に歌うメンバーを募集している。

合唱団は2012年8月に下諏訪町で開いた東日本大震災の復興支援の音楽イベントを契機に同年11月に発足。メンバーは伊那市で毎年開いている「平和音楽会」に参加し、組曲「平和の旅へ」を歌っている。今年3月には核兵器禁止条約制定に向けた交渉が国連で始まることも踏まえ、音楽の力で核廃絶への機運を高めようと計画した。

渡辺さんは16歳の時、学徒動員された長崎市の工場で被爆。下半身が不自由になったが、若い女性らで「長崎原爆乙女の会」を結成し、1993年に亡くなるまで語り部を続けた。約30分に及ぶ組曲はソロ3曲、合唱5曲、語りで構成する。

25日に諏訪市役所で概要を発表。合唱団メンバーは「みんなで歌えば核廃絶への大きな力になる。来年以降も続けたい」と話した。

当日は午後2時開演。音楽会に先立ち、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)事務局次長の藤森俊希さん=茅野市=が核廃絶に向けた世界の動きなどについて約20分間話す。会場では日本被団協などが実施している核廃絶を求める国際署名を呼び掛ける。

2月18日から下諏訪町や岡谷市で月2回ペースで練習する予定。合唱団員として参加を希望する人は楽譜代などとして1000円が必要。問い合わせは岡野さん(電話0266・57・1259)へ。

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