諏訪湖ほぼ全面結氷 御神渡り期待膨らむ

LINEで送る
Pocket

全面結氷した諏訪湖の氷上に出て、氷の厚さなどを調べる八剱神社の関係者

上空の寒気と放射冷却現象の影響で25日朝、県内は各地で冷え込んだ。最低気温は諏訪で氷点下10.9度を観測。御神渡り(御渡り)の判定をつかさどる諏訪市小和田の八剱神社は同日朝、今冬一番の寒さで諏訪湖がほぼ全面結氷していることを確認した。湖の全面結氷が御神渡り出現の前提となるため、関係者は「ようやくスタートラインに立てた」とさらなる冷え込みに期待した。

同神社の宮坂清宮司は同日朝、監視役総代と双眼鏡を使って湖面を確認し「(今季初めて)ほぼ全面結氷した」と述べた。御神渡りの記録にはこの日を「全面結氷日」として記す意向も示した。

氏子総代ら15人が出て、同市豊田の舟渡川河口付近で諏訪湖の結氷状況を確認した。湖の氷上に出るのは「大寒」の20日以来。約30メートル沖の氷厚は1.5センチほどで、「沖の方は一夜氷なので、まだ不安定な状態」と宮坂宮司。氷直下の水温は1.5度で、「湖が凍る条件としては水温はちょうどいい」とした。

監視総代の1人岩本敏雄さん(60)は「今日がスタートライン。もう少し氷が厚くなれば、御神渡りができる可能性が高まる」。宮坂英木大総代(72)も「御神渡りができるところへ向かっていると思う」と話した。

宮坂宮司は「とりあえず全面結氷してうれしい。もう一度強烈な冷え込みがくることを期待したい」と願いをこめた。

長野地方気象台によると、26日の諏訪の最低気温は氷点下10度と予想。南から暖かい空気が入り込むため、27日は気温が高くなると見込んでいる。

おすすめ情報

PAGE TOP