2017年01月27日付

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寒中休みという言葉を聞かなくなって久しい。昔はちょうど今頃の時期に学校が休みになった。休み中は近くの田んぼリンクでスケートをしたり、氷のかけらでアイスホッケーの真似事をしたりしたことを思い出す▼諏訪を離れた大学時代、初めて寒中休みが長野県独特の休みであることを知った。友だちは大抵「何じゃそれ」と言い、同時に長野県の夏休みが短いことに驚く。つい口癖で出てしまう「ごしてえ」と同じで、当たり前と思っていたことが実はそうではないとわかった時の、何となく気恥ずかしい思いが懐かしい▼寒中休みがなくなったのは、週5日制に伴う授業時間の確保が大きな理由らしい。温暖化で最低気温が氷点下15度を超えるような厳しい寒さがほとんどなくなってきたことも、少なからず影響しているようにも思う。寒中休みはすでに死語かも▼今冬はどうやら昨日の朝が寒さのピークだったようだ。諏訪の最低気温は前日と同じ氷点下10・9度、伊那は前日よりわずかに緩んで氷点下9・7度。日中は良く晴れて日差しも濃くなってきた。もうしばらくこの寒さが続けば御神渡りも期待できるのだが…▼寒さの峠は越えても、インフルエンザのピークはこれからという。小中学校の学級閉鎖も相次ぐ。大勢が一緒に過ごす学校の教室で感染が広まるのは仕方のないこと。そう考えると、一斉に休む寒中休みも悪くないと思えてくる。

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