2017年01月29日付

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年明けから米国の新大統領就任や日本生まれの横綱が久しぶりに誕生するなど、それぞれの分野におけるリーダーの話題が尽きない。世界の超大国と大相撲を同一に考えるのは少々荒っぽいか。だが、いつの時代も頂点に立つ者の一挙手一投足は、関心の的となる。新たなリーダーは今後どう民衆の心をつかむのだろうか▼注目したいのは、それぞれがリーダーとしてどんな姿を示すかという点か。▽方向性を示す▽組織を整える▽模範となる▽姿勢がぶれない▽やる気を高める―など、リーダーに必要な要素は多様だ。その上に、常に自らを見つめる姿勢や「品格」が求められてくる▼地域社会や企業など我々に身近な場所でのリーダーにも同様のことが言えよう。パワハラやセクハラなどは品格の対極にあり、できない後輩をこき下ろすだけとなれば、自らの無能さを自らさらけ出しているようなものだ▼仏皇帝ナポレオン・ボナパルトは「希望を配る人」と定義し、戦国時代の武将武田信玄は「信頼してこそ人は尽くしてくれる」と、リーダー像を指し示している。これらの言葉からも、リーダーの担う役割は極めて重い▼社会環境は複雑多様化し、正解の見極めや将来予見が困難な時代。規模の大小を問わずリーダーの役割や責務も重くなるばかり。次代のリーダー育成にも目を向ければ今その立場にある人は、自ら思う以上にその資質が問われている。

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