無病息災願い「やに回し」 辰野町唐木沢

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暗い広場を明るく照らした「やに回し」

辰野町唐木沢で古くから伝わる「やに回し」の行事が28日夜、唐木沢グラウンドで行われた。空き缶に松やにを付けた木の枝を入れ、火を点けて勢いよく振り回す古来から伝わる行事。地元の小中学生ら8人が参加し、辺りを明るく照らしながらこの1年の無病息災を願った。

やに回しは学業の神様「天神様」に参拝する際の灯明として行われたと伝えられている。町内では辰野西小学校北部支部唐木沢ブロック(唐澤啓一ブロック長)のみが毎年この時期に実施。今年は町公民館唐木沢分館(唐澤利文分館長)と共催で行った。

児童たちは早朝から天神様を参拝。代々受け継がれている版木で印刷したお札を区内全26戸に配布。小正月飾りを集め、会場のグラウンドに積み上げ、やに回しに備えた。

辺りが暗くなり始めた午後5時30分すぎ、児童たちはアカマツの枝を詰めた缶に点火し、やに回しをスタート。家族や見学に訪れた地域住民らの「頑張って回して」などの声援を受けながら、勢い良く振り回していた。

唐澤ブロック長や唐澤分館長は「今年も皆元気で、安全に過ごしてほしい」と話していた。

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