犀川スキーバス事故 現地で三十三回忌法要

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25人が死亡した犀川スキーバス事故の三十三回忌法要が28日、長野市信更町の現地で開かれた。主な乗客だった日本福祉大学(愛知県知多郡美浜町)の学生の遺族や大学関係者、バスを運行した三重交通の関係者ら約100人が参列。慰霊碑に献花し、昨年の軽井沢スキーバス事故にも思いをはせながら、二度と悲しい事故が起きないことを願った。

事故は1985年1月28日朝に国道19号で発生。体育実技の実習でスキー場へ向かっていた3台のバスのうち最後尾の車両がカーブでスリップしてガードレールを突き破り、犀川に転落。乗客・乗員46人のうち下諏訪町出身の女性を含む学生22人、教員1人、乗務員2人が亡くなった。

慰霊碑は2年後に大学が建立し、遺族会、三重交通の合同で毎年法要を行っている。遺族の代表は「今もってなくならないバスの関連事故については、本当に言葉もありません。関係者の皆さまには、犀川スキーバス事故の教訓を引き継ぎ、断ち切られた若い命に思いを寄せ続けていただきたい」とメッセージを寄せた。

大学の二木立学長はあいさつで、学内でも26日に追悼集会を開いたことを紹介し、「教職員・学生一同で、事故の教訓に学び、全学挙げて安全に対する取り組みを続ける決意を新たにした」と述べた。

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