岡谷で空き家撤去進む 前年度比倍増

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岡谷市内で今年度に入り空き家の撤去が進んでいる。4月から12月末までの9カ月間で10件となっており、おおむね年間5件前後だった2014、15年度と比べて約2倍。市は14年度に空き家の適正管理を求める条例を制定し、所有者への働きかけを強くしており、市都市計画課は「所有者の意識が変わってきている」と受け止めている。

市は条例制定前の13年度までに一戸建ての空き家の実態調査を行い、居住者がいない家屋として対象になった551戸を老朽化の程度などから危険度を3段階で評価した。この時点で「老朽化が著しい」と判定された空き家は21件。調査後から昨年12月までにこのうちの7件が撤去され、残る14件について所有者に文書や面談などを通して適正管理を求めている。

今年度撤去された空き家は老朽化が著しい建物のほか、周辺住民から苦情が寄せられた物件なども含まれている。同市の空き家の撤去件数は14年度は6件、15年度は4件。

同課は「空き家に関する問題が報道などでたびたび取り上げられるようになり、所有者の意識も高まっている。老朽化による空き家の倒壊が周囲に危害を与えた場合、損害賠償の責任を負うことにもなるのできちんと対応してほしい」と話している。

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