春陽気で解氷進む諏訪湖 御神渡り期待後退

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三角形に切り出した氷の厚さを調べる八剱神社の関係者=29日午前6時50分

南から暖かい空気が流れ込んだ影響で、29日の諏訪は日中の気温が今年最高の10・9度まで上がり、3月下旬並みの陽気となった。広範囲が結氷していた諏訪湖は、ここ数日の春陽気によって所々で解氷が進み、4季ぶりの御神渡り(御渡り)出現を願って湖の監視を続ける八剱神社(諏訪市小和田)の関係者も落胆の表情を浮かべた。

この日は最低気温も3月上旬並みの氷点下3・7度にとどまり、諏訪湖の解氷部分は28日より拡大した。「一時期より水温も高くなってきている。波打っている場所が広がってきて残念だ」と宮坂清宮司。「本格的な冬の訪れを感じられないままだ。もう少し寒くならないと(御渡りは)期待できない」と心配そうだった。

30日の諏訪の最高気温は7度、最低気温は2度と予想され、今年に入って初めて最低気温が氷点下にならない可能性がある。氏子総代は「雨予報が心配だ。次の寒波まで何とか(氷が)持ちこたえてほしい」と願っていた。

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