2017年01月31日付

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開催中の第72回国体冬季大会「ながの銀嶺国体」の表彰セレモニーでは、各競技の上位入賞者に「ビクトリーブーケ」が贈られている。県産アルストロメリアを使った花束による華やかな演出だ▼アルストロメリアは1998年の長野冬季五輪でもブーケの材料に採用された。表彰式やフラワーセレモニーで、メダリストたちが高々と花束を掲げている場面を思い出す人もいるだろう。日本では80年代に生産が本格化したとされ、導入が早かった長野県は生産量日本一を誇る▼通年で出荷されているのだが、なぜか「信州の冬の代表的な切り花」というイメージがある。その主産地は上伊那地域にあり、国体のビクトリーブーケにも上伊那産が使われているのかもしれない▼ながの銀嶺国体はスケート・アイスホッケー競技会が31日で閉幕する。2月14日からはスキー競技会が始まり、今度は雪上で熱戦が繰り広げられる。開始式が行われる北安曇郡白馬村のウイング21の会場装飾では、上伊那農業高校(南箕輪村)の生徒たちが育てたシクラメンも使われるそうだ▼県内では9年ぶりの国体冬季大会の開催で、熱気や盛り上がり、競技会場周辺の歓迎の様子は現地からの報道を通して伝わってくる。とはいえ競技会場がない伊那谷では、蚊帳の外という感じもしていた。上伊那地方からも「ながの」の大会の盛り上げに協力する場面があると知り、ほっとした。

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