駒ケ岳ロープウェイ50周年 記念日本酒販売

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駒ケ岳ロープウェイの開業50周年を記念して発売される日本酒の瓶

中央アルプス千畳敷(標高2612メートル)と山麓のしらび平駅(1662メートル)を結ぶ「駒ケ岳ロープウェイ」は今年7月で開業50周年を迎える。運営する中央アルプス観光(駒ケ根市)では記念事業の一環として、千畳敷オリジナル純米大吟醸酒「滲(しん)―Shin―」の発売を計画している。酒米の栽培や酒の仕込みに中アの伏流水を使用し、2月から3カ月間、千畳敷の雪の中で熟成させる特別酒。「中央アルプスの恵みで造られた酒」をアピールし、5月ごろの発売を予定している。

同社によると、記念酒の販売は50周年を機に「山の恵みで何かできないか」と、若手社員が中心となって企画。5月まで雪が残る千畳敷の特性を生かし、日本酒の雪中貯蔵を考案した。

記念酒は「千畳敷」ブランドの純米大吟醸酒と純米酒を商品化している伊那市荒井の蔵元「宮島酒店」が製造。飯島町の契約田で無農薬栽培された酒米を全量使用している。50周年にちなんで、酒米の精米歩合は50%。500ミリリットル入りの新酒を限定500本販売する。

千畳敷では2月11日から雪中熟成を開始。最低温度氷点下15度、空気の対流がほとんどなく、太陽光をさえぎる雪の中で貯蔵することで「硬さが取れ、まろやかな味わいに仕上がる」と期待している。

酒の名称とラベルのデザインも若手社員で企画。同社営業本部係長の鳥居龍介さん(28)は「千畳敷の魅力や冬の恵みが、お客さんの心に滲(し)みるように思いを込めた」といい、記念酒を通じて「心に滲みるような千畳敷の思い出をつくってほしい」と話している。

価格は1本3000円(税込み)。ホテル千畳敷やしらび平駅にある売店で販売を予定している。

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