道の駅・南アルプスむら長谷 駐車場を拡張へ

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駐車場の拡張が計画されている伊那市長谷の道の駅・南アルプスむらの北側

伊那市は、同市長谷の道の駅「南アルプスむら長谷」の駐車場を拡張する。観光拠点として大型車両の駐車スペースを増やすほか、駐車場出入り口を改良し、安全対策を図る考え。近く駐車場の測量設計を発注するとともに、2017年度一般会計当初予算案に工事費を盛り込む方向で検討している。

南アルプスむらは、合併前の旧長谷村が1989年から集会施設や農産物加工施設を整備。97年に国土交通省から「道の駅」に指定された。現在はパン工房や農産物直売所、レストラン、観光情報拠点施設がある。

市によると、新しい駐車場は道の駅北側に広げる計画。駐車台数や広さは未定だが、既存の駐車場を含めて配置を見直す中で、現在は1台分しかない大型車両の駐車スペースを増やす。また、国道152号に面した出入り口はやや見通しが悪く、危険という指摘があることから、併せて改良する考えだ。

駐車場の拡張は旧長谷村時代からの課題で、市は周辺の用地取得を進めてきたが、昨年12月に地元地権者2人から約1100平方メートルを新たに取得。工事の見通しが立ったことから、19日に開いた市議会臨時会に測量設計委託料280万円を盛り込んだ16年度一般会計補正予算案を提出し、可決された。

この中で市側は駐車場の拡張に関する事業費について、今回の測量設計委託料や用地取得(16年度当初予算に計上済み)を含めて約4500万円と説明。うち工事費は約3500万円を見込み、17年度当初予算案に計上する方針を明らかにした。

これに対し一部市議からは「採算が不透明」と疑問視する見方も出たが、市側は「夏場のトップシーズンはかなり混雑する。これまで大型バスで来て素通りしていたお客さんも取り込める」と強調。「交流人口が増え、長谷地域の発展につながる」と改めて理解を求めた。

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