2017年02月01日付

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1月25、26日に諏訪で最低気温が氷点下10度を超した冷え込みはこのところ緩み、29日夜から30日にかけては雨となった。街の雪はあらかた解け、期待されていた諏訪湖の御神渡り(御渡り)出現は厳しくなった▼11月としては記録的な降雪を受けて始まった今冬。どうなるかと思ったが、おおむね過ごしやすいといえるのだろう。雪もあったものの、生活に多大な影響を及ぼす大雪とはならなかった▼まとまった雪がいったん降ると、地域の様相は一変する。木々の枝には綿のような白い“花”が咲き、さながら冬景色を描いた水墨画のよう。人々は雪かきに追われ、車はのろのろ運転を余儀なくされる▼学生時代、友人と雪の話題になったことがある。神奈川県の湘南に住む彼は長野県では道路の雪かきが欠かせないことを聞き、「雪をかくとかききれなかった雪が薄く残り、かえって凍りやすく、滑りやすくなって危険なのではないか」と。見当違いな返答だなあと感じた。湘南と長野県では気温や積もる雪の量に差があるし、雪をかかないとがちがちに凍り付き、わだちとなって通行が困難になることを知らなかったのだ。「所変われば品変わる」で、日本は広いとも実感したものだった▼きょうから2月。まだ冬は続く。強い寒波が訪れるかもしれず、昨今の異常気象で豪雪に見舞われるかもしれない。春を待ちわびつつ気を引き締めて乗り切りたい。

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