県水試で稚アユ出荷 来月末までに110万匹

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育てたアユの稚魚を飼育池から揚げる職員

下諏訪町にある県水産試験場諏訪支場アユ種苗センターで1日、育てているアユの稚魚の出荷が始まった。3月末までに昨年とほぼ同じ約110万匹を県内3カ所の民間養魚場に出荷する。初日は坂城町の養魚場に約1万匹を引き渡した。

同支場では昨年10月に5000万粒を採卵。ふ化をさせた後は、できるだけ自然環境に近い人工海水で動物プランクトンと配合飼料を餌に育て、12月下旬からは徐々に濃度を下げて淡水に慣らしつつ、飼育をしている。

初出荷したのは、このうち育ちが比較的早い稚魚で、体長は6センチ程度。職員がセンターのガラスハウス内にある飼育池から網ですくい、バケツリレーで輸送用トラックの水槽に移した。

稚魚は各養魚場が体長9~10センチになるまで中間育成し、県内の河川に放流される。同支場によると、今季は強い冷え込みもなく順調に育っているそうで、この日稚アユを引き取った養魚場「千曲アユセンター」の小平高久代表は「愛好者にアユ釣りを楽しんでもらえるよう、しっかり育てたい」と話した。

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