八ケ岳行きバス内でアナウンス 登山計画書提出

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諏訪地区山岳遭難対策協会と茅野署は、登山者の安全登山への意識を高める目的で、4日から、アルピコ交通(松本市)が運行する八ケ岳の登山口行きのバス内で、登山計画書の提出を呼び掛けるアナウンスを始める。耳から入る情報でより多くの登山者に登山計画書の提出が義務化されたことを伝えたい考えだ。

バスはJR茅野駅発の美濃戸口行きと奥蓼科行きの2路線。終点の登山口に到着する直前に運転手が45秒録音されたアナウンスを流す。八ケ岳で登山計画書の提出が条例で義務付けられていることや、計画書の提出が万一の際に迅速な救助につながることなどを訴える内容。プロのアナウンサーに依頼して収録した。

事業費の約10万円は遭対協が負担。昨年7月1日から県登山安全条例に基づき指定登山道での登山計画書の提出が義務化されたのを受け、遭対協がアルピコ交通に協力を要請した。遭対協と茅野署は2015年度から公共交通機関と連携した取り組みを開始。バスやタクシーへの安全登山を促す啓発チラシの設置や、タクシー運転手による登山者への遭難防止の呼び掛けなどを実施している。

茅野署は「アナウンスは登山者に広く啓発する上で効果的」と期待。遭対協事務局も「登山計画書を作成することで、1件でも遭難を減らし安全に登山を楽しんでほしい」と願う。アルピコ交通茅野営業所(茅野市)は「登山者にいい思い出を持って帰ってもらうためにバス会社として啓発に協力できれば」と話した。

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