冬の駒ケ根を体感 移住希望者にイベント

LINEで送る
Pocket

駒ケ根市と田舎暮らし駒ケ根推進協議会は4、5の両日、地方移住を検討する都市圏の住民を対象とした体験会「信州駒ケ根『冬』体感2017」を市内で開いた。移住希望者が実際に足を運び、駒ケ根の気候や環境、暮らしを体感する企画。今回は8組12人が市内の居住用物件を見学し、五平餅作りや散策を通じた冬の寒さを体験した。市商工振興課によると、市内への移住者は近年増加傾向にあり「協議会との連携が功を奏した」と評価。連携事業を通じて、さらなる移住促進を期待している。

同協議会は市内への定住促進を通じて、人口増加や地域経済の活性化を図ろうと、官民の連携で2011年4月に発足。東京、大阪、名古屋での移住セミナー・相談会を開き、これまでの取り組みで90世帯210人が市内に移り住んでいる。駒ケ根体験会は希望者を対象に春、夏、初秋、晩秋、冬の年5回開催。四季を通じた駒ケ根の暮らしを知ってもらう狙いがある。

今回は大阪、東京、神奈川、埼玉、茨城、愛知、静岡の7都府県から参加があり、初日は市内の借家や売家、売地合わせて10カ所を見学。移住者の体験談を聞く座談会もあり、2日目は東伊那、駒ケ根高原の散策と五平餅作りを楽しんだ。

夫婦での移住を検討している埼玉県川越市の会社員男性(68)は、初秋、晩秋の体験会に続く3回目の参加。「駒ケ根は景色がきれいで、市役所の対応も親切。冬がどれくらい寒いか移住の参考にしたい」と話していた。

同課によると、協議会の取り組みによる移住者は11年度が9世帯、12、13年度が11世帯、14年度が17世帯、15年度が26世帯と増加傾向。移住者の多くが体験会に参加している。田舎暮らしのブームに乗り、さらなる移住促進を図りたい考えだが、都市圏では「駒ケ根の知名度が低い」(同課)のが課題。取り組みを通じて「まずは行ってみたいと思ってもらい、年5回の体験会で時間を掛けて移住を検討してほしい」としている。

おすすめ情報

PAGE TOP